SustainableJapan 持続可能なスマート日本を目指して

新エネの業者です。日々徒然。

やはり怪しい再エネの会社、 横浜パシフィコの展示会で

今、横浜パシフィコで、太陽光発電がらみの会社を中心とした再生可能エネルギーの展示会が行われています。ついこの前まではビッグサイトでしたが、こじんまりさせたかな? 太陽光発電の下火と共に倒産した会社も多く、事業に失敗した人や資金繰りが厳しいという会社が多いから、展示会どころでもない会社ばかりなののかもしれません。出展者の数も少ないし、1日目の入場者7000人ってことなので、注目度も低そう。

 ちなみに今回の目玉はテスラ。電気自動車も展示しつつ、日本の市価の1/3とか1/4の値段の蓄電池を発表。さすがイーロンマスクです。

 ここで、例のGが出展してましたよ。太陽光発電地熱発電風力発電、小水力発電バイオマス発電、と全部やりますと言って、グループ会社全部を集めてホールディングスにして発表してます。そういえば、最近、Googleもホールディング制にしたらしいですね。儲からない事業儲かる事業、それらを全部集めて1つの会社だと。何とか持っている太陽光発電を軸に、その他のゴミみたいな小さな再エネルギー会社をまとめて、大風呂敷の再エネ会社とうたっています。

  ウェブは、お金をかければそれなりのものができますからね。インフラなんかに比べれば少ない金額で、見た目かっこいいものは外注できる。作れる。よく見るば薄も盛り込んで適当なこと言っているんだけど、なかなかどこまでがホントかを見分けるのは難儀ですよね。この前、このGから営業された人が、「あれは売れんやろ」とコメント残してました。九州は大雨で大変そうだけど、大丈夫かな〜

  

 

エスケープ・フロム・新エネ

ディストピア映画、というジャンルがある。例えば、「マッドマックス」しかり、「ハンガー・ゲーム」しかり。ユートピアの反対語である「ディストピア」(破滅郷、絶望郷)このWikiの説明によると、主にSFなどの空想的未来として描かれるの。

 

「理性が統制する社会を楽観的に描き、非理性や感情が支配する現実の社会を批判してきたユートピア文学の書き手が、現実に社会が理性や科学で統制され始めた20世紀に入ってもはや楽観的ではいられなくなり、従来の『ユートピア』を逆転してディストピアとして描くようになったと考えられる」

 

これが現実になったのが、日本の新エネの業界かも。非理性、目の前の利益だけを目指せしてお互いに法とか関係なく闘う、強い人に媚びいってうまくいったらシメシメ、でもそれが長続きするかどうかは闇の中。

先般のブログで仮にCとしたXX開発は、そういう会社でした。やっぱり人は信用ならないね。

きました別府のクレーム

ついに来ました。弁護士からの注意書き。このフォーマットは結構独特で、見るだけで怯えさせる効果があります。

  例の、別府のs光電機。変なメールが来たけど無視していたら、弁護士を使って注意メモの郵送をしてきました。でも、弁護士の住所は茨木県。なんでだろう?と思ってググってみたら、隣に洋服の青山がある道のプレハブの2階にある弁護士事務所だった。弁護士の名前でググっても、特に何も出てこない。。。別府から茨城に飛ぶ理由は何でしょうか?別府で自分の行動を、地元の弁護士に知られたくない?そんなところでしょうか。本当にちっちゃいなー。ドワーフと呼んであげよう。

愚かさ😆底なし

またまた来ました。次のアクション。新たな裏切りです。

紹介した客先に、堂々と仕事を持ちかける。(もちろん内緒で)しかも競合する仕事。紹介したワタシには一言も仁義なし。当然将来の紹介料手数料もないだろうな。これを怒らない人がいないとすると、

「やったもん勝ち」

「言ったもん勝ち」

ISISですか?トランプですかぁ? これ、日本では常識の範囲なんですか?裁判も契約も形骸化していることはよく聞きますが、それ以上の酷さです。

「裏をかいたこと、知ってるよ。裏切り者!」

と面と向かって言って剣道のメーン!とでもしたいです。

どうやってこの裏切りを止めたらいいんでしょうか。自分が悪い人になるべきでしょうか?警察がなんとかしてくれるなら、喜んで警察に相談に行きます。(でも手を出されない限り、おかえりください、になるんですよね。民事は)

または本当にメーン!としない限り、つまりホラーとか体罰とかないと気がつかないんでしょうか?それは昔の戸塚ヨットスクールか、映画エクソシストを仕掛ける、ですね。

 

ビジネスってもう少し理性に基づいたものだと思ってました。

 

きっと、この新エネルギー業界がやっていることは、ビジネスではなくて、トランプの大統領選かテロ行為の応酬と同義なんでしょうか。。。

 そう考えると、人生の無駄な時間を費やしている気がして、身を引くのが一番なのかと思えます。

 

地球温暖化、気候変動という真面目に取り組むべき社会の課題に取り組んでいるつもり、だったのに。。。。学級会で吊し上げられる副委員長の気持ちです。

別府市が仕事をするのに恐ろしい場所である3つの理由①ー東京と大阪の人は特に注意!

(1)先祖代々別府の人が仕切らないものには何でも反対

来ました。別府S電機からの嫌がらせメールと、それに続いて茨城(なぜ?)の弁護士の脅迫状。なぜ別府の業者が茨城の女性弁護士H野なのか。。思い当たる節は、、、全くありません。親族?格安でやってくれる人を紹介してもらった? どちらかなのでしょう。この弁護士は住所と電話しか出てきません。女性弁護士会というのがあるらしく、そこに登録されているようですがホームページはありません。Google Stree View で見ると、駅から遠い通りに面した2階建ビルの2階にある事務所、Stree View ではシャッターも窓も閉まっている(たまたま?いつも?)。隣は洋服の青山、としかわかりません。士業の人はホームページ作らない人、多いですよね。今の時代の日本では名刺が無いと同じぐらいの「前世代的」存在感です。そういえばS電機もこの2ヶ月ぐらいだなぁ、、ホームページらしきものができたの。全然イケてない印象で、フォントはグチャグチャ、化けてたりして(マックで見れない)、それはいいとしても、キャッチが、、、

「あーた、自分で考えたでしょ、そのダサイコピー」

って感じです。このコピーを見たら、「買うのやめる」人続出の、DQN系でIQがチーンとはじき出されそうな日本語キャッチ。

 

こういう嫌がらせは、一度来ると何度も来ます。商売がヒマなのでしょう。別府の大御所友人もそう言っていました。嫌がらせメールの時間を別のことに使って欲しいもんです。弁護士費用でキャバクラとかパーっと行けばいいのに。文面が喧嘩ふっかけ、気に入らないこと書いて最後に「損害弁償を請求する」だって。アホ。ウチの弁護士曰く「損害請求の土台がない」そうです。小金を稼ぎたい弁護士を雇ったんでしょう。住所が別府でなく茨城なのでもしかしたら親族かもしれません。

「バカにバカにされるほどバカバカしいことはない」

という某社長の名言が脳裏をよぎります。バカにアホらしい手紙をもらうと、精神的に萎えます。こういうメールって、ネットの嫌がらせとそっくり。似て非なるのは、炎上しないこと。なぜならネットを見ない人たちからのEメールだし、炎上する「場」もないし、当事者2名以外は

「へえー。。。」

つまり、事情がわかんないし、そもそも関心がない。この人たちは、別名を入れたってこのブログに一生たどり着かないでしょう。

 

(2)地元の人々で小競り合いしながら最後は呑みながら忘れる

地元の人間同士で小競り合いをして目の前で大げんかするのに、翌日は普通に挨拶している。あれれ? と思うといつの間にか地元じゃないグループが悪者になっている。。。今回もそんな感じで、小競り合いしていた地元グループがまとまった顛末。バカを見るのは非地元の我々。。。特にお金を持ち込む東京や大阪など都市圏の業者。

 

(3)要は、学級会

地元の業者は市政も巻き込んで一緒に学級会です。誰ちゃんと誰ちゃんは仲がいい、俺はどこそこの屋敷に出入り禁止ではないから仕事もらってくるわ、あの工場の仕事は隣のXの嫁の会社がやっている、この温泉の奥さんは親の知り合いだからね、あの人は25年前に大阪から来たやつだから信用おけない!(移住後20年以上。。)。。。とビジネス?が進んでいくので、うまくいかない場合(たいてはトラブル)は最後には喧嘩、責任なすりつけあい。温泉以外に産業や文化が生まれないのは企業文化もない上に、まっとうな社会規範や学業を積んだ人がしきらないからでしょう。小さな井戸に移動しなくて喧嘩してる蛙がたくさんいる様子を想像するとわかりやすいかも。

 

最近起こったいざこざの例。(たまたま見つけただけなのでわたしは関わりがありません)

http://setouchi-n-energy.com/info003.pdf

きっと地元の悪徳S電機も関わっているに違いありません。 くわばら。

魑魅魍魎(チミモウリョウ)な新エネルギー、とくに地熱開発にありがちな「裏をかく」無責任な人って?

こんにちは。

またまた仁義ない戦いのニュースが入ってきました。

裏をかく

っていう言葉がぴったり。一般的には「裏切り」という言葉がピッタリくるでしょう。

昨日のパートナーは今日の敵。

パートナーと呼んでいた人(会社)、仮にGと呼びます。ある日、業界の友人Tから電話があった。どうやら変なメールが来たらしい。内容は「やあやあ我こそは」調の戦モード。

やあやあ。我こそはこんなにすごい会社、「G」である。すでに数十プロジェクトを抱えているぞ。どこそこ省庁のライセンス(*1)も取得している。今ウチに日本市場の独占権を渡してよ。条件はこんなんでどう?

(*1)そもそもこのライセンスがどう意味あるかの説明はなし。不思議ライセンス。

みたいなメールだ。ちょっと不信感もあり、内容見て「あなたが近いところにいそうなヤカラそうだから」、とメール裏取りの転送の転送が回ってきたのだ。もちろん事前相談なんてないし、自分のパートナー(ウチ)のことなんて一切触れられていないジコチュー。

 そういえばウチに対しては「最近ちょっと出張が続いてまして〜」「夏休みだし」などという言い訳をグニャグニャして疎遠だなあ思ったら、しっかり裏工作していたとは! 署名や書面内容を見てワナワナ手が震える。

「えー!コイツ何考えてんだ!?俺らの裏をかいて自分が直に取引しようって魂胆?(怒)俺を外すってどういうつもりだ!許さんんん!!」

と怒りが収まらない社長。

つまり、関係者数社でパートナーとして一緒に協働交渉作業している途中に、一人ズルして相手に交渉に行ってしまう奴である。義理人情も仁義もあったもんじゃない。こういう輩のモチベーションは、ズバリこういうこと。

自分が富も名誉も独占したい、そして一番オイシイところにありついて下克上でのし上がりたい、仕切屋になりたい、とにかく早いもん勝ち!

これが本音。相手が中国人だからこの方式でオッケーと考えたんだそう。後先考えず、ビジネスモラルもモットーもなく、自分のことだけ考える子供みたいに、目の前のことだけに気を取られてすんなりこういう行動に出る。社会人とは思えない。

まともな社会規範とかビジネスモラルが機能している業界であれば、こういう奴は(1)ガン無視されたり、(2)裏取りの段階でバレた瞬間に刺される。が、残念なことに新エネ業界は相手もそんなタイプだったりする。。。

「ふーん。そのほうが関係者の数が減って利益幅は増えるよね。いいんじゃない?」

みたいな手元の損得計算で、いいんじゃない? と適当に口約束したりしてしまう。

後ほど実行段階になると、あれがない、これはまずい、とプロジェクトが頓挫しそうになる。本当は必要な人を退かすから当然。でも、もともと責任感がないから、誰かが何らかの形でお金を振り込んだ瞬間、持逃げ感覚。自己資金は出さない。その場で揉める、付け焼刃に新しい会社を巻き込む、そんな場当たり的なパッチではうまくいかないから結局頓挫。ほったらかしで逃げる、そして人のせいにして気にもしない。この責任の転嫁は見事としか言いようがない。抜かすんならと無視していると、大抵この「責任転嫁」段階で呼ばれたり話題にされるからたまったもんじゃあない。。。

この状況を気の毒に思った友人のコメント:

「おおお、まさに魑魅魍魎の世界。アナタ早く業界から手を引いた方がいいんじゃない?」

だよね。。。。

地熱発電が日本で進まない、ドロドロした本当の5つの理由

 こんにちは。太陽光発電等を中止とする固定買取制度がスタートして数年経ち、日々新エネルギーのニュースが流れるようになりましたね。それ自体は素晴らしいことです。ところで、日本は世界3位の地熱大国なのにも関わらず、導入は進んでいません。今日は知る人はしっっている導入が阻まれる理由をシェアします。

地熱発電が有望な場所は温泉が観光の目玉、よって地域の温泉地が猛反対している

時々ニュースになっていますね。草X温泉などはその際たる例です。地熱開発の研究者が、

「既存の温泉には影響はほぼない」

「そもそも温泉を入浴に使っているあなたたちと違って、一度摂取した温水は地下にそのまま戻すんですから、むしろ入浴用温泉の方が影響が大きい」

などと言ったところで

「日本古来の温泉文化だ」

「ほぼない、ってことは少しはあるってことだ!」

と堂々巡りで、あーだこーだと地元の人々、特に温泉組合は聞く耳を持ちません。アポを取ると無視、または、「今はシーズンで忙しいから冬に戻ってこい」的にかなり先まで会わないことを明言されたりします。要は門前払。

開発業者が乱立するも素人集団でどっちにもいかず

 太陽光発電がここまで導入が進んだのは、基本的に「資源が太陽」だからです。平均日照時間は誰にも分かりやすいコンセプトです。広い土地があればそこを買い取って、ポンポンとパネルを置く。晴れていれば、「あー、今日は発電できる」曇れば「今日はイマイチね」とわかりやすいので参入障壁も低い。 一方、地熱の資源は地下の話ですからちゃんと調査しなければわかりません。しかも、温水温度と湯量、または蒸気を、「どのくらい掘ればどのくらいの資源量がある」と専門家が測定して初めて資源量が判明するものなんです。にもかかわらず、

「このへんは温泉が出ますから、ホラ、ここ掘れば地熱発電できますよ」

と真面目顔で土地を売る不動産屋さん(ブローカー)が、特に九州一帯で乱立。確かに地熱が豊富な地域とはいえ、『ここ掘れワンワン』式に掘りゃあなんとかなるわけじゃありません。無責任な不動産ブローカーと、そんな上手い話にのってしまう都会の事業者がワサワサ入り乱れて、野球場のチケット売り?を彷彿させます。一体何のビジネスしてるのかわからないカオス状態に。特に九州がそうなっているのです。

地元民、都会の民が乱れ飛ぶカオス

 カオスは不動産ブローカーと都会の素人さんだけじゃあありません。地元の業者は地元の開発だから仕事が欲しいのにもかかわらず、都会の投資家は全国区の工事業者を連れてきて開発をします。なぜ?理由は簡単。工事自体が「地熱開発プラントの設計施工」という技量が必要で、「地元の公民館の電気工事」程度の業者には歯が立たないからです。技量も大規模工事の実績もなく、親子二人と従業員2名、みたいな「XX電機有限会社」が、

「俺んところで何でもできる!」

と叫んでも、所詮は地元の業者。設計できない、周りの業者と頭を付き合わせて考えても太刀打ちができないのです。もちろん、地元民が作るファンドなどが事業主に成る場合は、こういう地元業者の勉強にもなるし、ということで無理やり頼もうとするでしょう。

 しかし、ここも太陽光発電と違います。パネルの枚数で投資額が変わる、屋根の大きさで数十万からアリ、というのとはワケが違います。発電機そのものが最低数千万円以上。ちゃんと井戸を掘らねばならないので通常数億単位の開発になる地熱開発。やはり都会の事業主にとっては親子家業の業者では不安、信頼おける業者からのルートで、となります。そして、この図式をよく思わない地元民が、議会を使ったり周辺住民に嫌がらせ反対をさせたりします。この地方のイジメが厄介です。それが次の4つ目のポイントです。

地方の問題を体現

 地方再生などという美しい言葉とは全く異なるイジメ現象です。実際に発電所が稼動すれば、特定目的子会社(いわゆるSPC)は地元の登録ですからは地方には税収が入りますし、20年に渡り雇用が生まれることになるわけですから、全く地元にお金が落ちないなんてウソです。が、とにかく地元の人々の反対は、町役場にとっては無視できないんです。公務員ですし、地元の人々の代表ですから。

「あー。XX町の福本さん(仮名)の了解はとってや。あの人の所、温泉でとるしな。使ってないみたいやけど。。。福本さん了解線と役場では工事の申請承認できんわ」

みたいな返答が。そして福本さんに了解を取りに行くと、

「俺は反対や!温泉枯れたらどうしてくれんねん。。とはいえ、あんたのところも困るやろうから、まあ考えんでもないけどな」

つまり、袖の下次第、ってことですね。袖下の形は色々です。

「あぁ、あと工事はXX電機に任せてな。ウチの取引先や。仕事回してやってな」

というバーターが提示されます。

 仮に福本さんのバーターが成立したとしましょう。すると、福本さんは、地元の人々の名士ですから、周りにこの話を共有します。そこはジモトのココロ。やっぱり先祖代々隣りに住んでる人の方が大切なんです。XX電機も、仕事をゲットして嬉しいので周りが知ることに。すると、それを気に入らない、または俺も俺も的な人々がワサワサ反対をします。こうなってくると、福本さんを日頃からよく思っていない人、XX電機のライバルなどは、反対急先鋒となり、『地元協議会』みたいな組織が自然と出来上がります。都会の事業者は、一人一人対応なんてしてられませんから、まあ、ここに承認してもらえれば、みたいに思うんですが、さあ、ここからが長いですよ〜。みなさん、反対、検証、がお仕事ですから。発電が稼働したらこのお仕事は基本なくなりますからね。

「大学の教授呼んでこい。そして地元に説明せよ」(地方の大学を指定)

「地元のメリットを明確にせよ」(ついでにどんなお仕事にありつけるの?)

「あ、でも来月は町議会があるからお休みね」(町議会とか青年委員会は何より大切な契り)

。。。といった具合で、アレアレ?俺たちは、一体なぜこの地元勉強会(飲み会を含む)組織を相手に毎月九州に来ているんだろう。。。なんで地元大学教授接待してるんだっけ? ところでいつ発電所スタートできるんだろう??という終わりのないループに突入です。チーン。

そして何も始まらない

 そんなこんなしているうちに、九州一帯は太陽光発電は着々と進み、九州電力は、これ以上新エネルギー(特に太陽光)を受け入れたら、昼間の受入れ電力がオーバーしてしまう、ということで、一時買取を中止しました。ニュースを見た方も多いと思いますが、九州電力に続き、北海道電力なども「俺らも!」って感じで追随しましたね。9ヶ月後に再開するものの、新エネルギー業者に対して「開発しないなら申請取り下げ」的な措置を厳しくし始めます。

 一方、九州電力の子会社は、10年間も暖めた大規模地熱発電をついに開始しました。中小はみんなで足を引っ張り合っているのに、やはり電力会社。しっかり進めてたんですね。大分県熊本県の境にあるこの発電所は、かなり山の中です。さて、この九州電力子会社が始めた大規模地熱発電所の隣の山を、東京の投資家が高額で手付を打ちました。隣なら地熱資源が豊富なのは確実、しかも隣だから開発に文句は言われないはず、というつもりだったようです。が、フタをあけてみたら、あまりにも山の中で、九州電力子会社が使っているものを使わないかぎり、道路は自分で何キロか舗装してダンプが通れるようにしなければならないし別の山から電線を引っ張ってこなければならないことが判明。いくら高価格での買い取りが前提とはいえ、これでは山一つ開拓ってしまう。つまり九州電力子会社に頭を下げて「道路と電線、一緒に使わしてくださいっ」とお願いしなければならないのです。九州電力子会社が「ハイハイどうぞ」というモチベーションはゼロですから、この交渉うまくいかないことはあきらかです。

 みなさん、ニュースでは「なぜ開発が進まない?」と時々やってますが、ニュースではほんの表面の部分を映し出すだけです。実態は、こんなもんです。東Xなどの大手は、日本じゃ先が見えないので、海外で一生懸命地熱開発プラントを作って発電しています。地熱大国日本は、いやがらせ大国でことなかれ主義。

「なーんにも動かない。もう一度、黒